同性カップルが結婚指輪を購入する際の注意点について、知っているでしょうか。注意点を知らずに結婚指輪を購入すると、さまざまな後悔が発生する可能性があります。

互いにとっての後悔を防ぐには、正しい知識を得ることが重要です。

事前にやっておいたほうが良いことや、購入方法など役立つ情報を紹介します。ぜひ参考にしてください。

結婚指輪を購入する際は話し合いが必須!

結婚指輪を購入する際は、話し合いが必須です。2人で話し合わず、流れで結婚指輪を購入するのだけはやめておきましょう。

なぜ話し合いが重要になるのか?それは結婚指輪を購入したのをきっかけに、周りにLGBTであることを知られてしまう可能性があるからです。

2人が結婚指輪をつけているのを誰かに見られれば、LGBTだと知られるきっかけになるかもしれません。すでにLGBTであることを周りにカミングアウトしているなら、問題ありません。

ただまだカミングアウトしていない、これからもするつもりが無いのなら結婚指輪を購入することはリスクとなります。

2人が異なる考えを持っている場合もあるでしょう。

1人がLGBTだと周りに知られても構わない。もう1人が周りに知られたくない。

このように考え方の違いがあるまま結婚指輪を購入してしまうと、どちらかが自分の気持ちを抑えストレスを抱えることになります。

話し合いは、互いの気持ちを確認する上で非常に重要です。

結婚指輪を購入する?それともやめておく?

購入したとして、周りに知られないよう工夫したほうが良い?それとも堂々としている?

など、真剣に話し合う機会を作るようにしましょう。

結婚指輪を購入したことを知られないための方法

1.おそろいのデザインは避ける

おそろいのデザインを避けることによって、結婚指輪だと気づかれにくくなります。結婚指輪=おそろいのデザインだと考えている人は少なくありません。

そのためデザインを不揃いにするだけでも、結婚指輪だと気づかれる可能性を低くできるでしょう。

シンプルな見た目が特徴のフラットバンドリングや、華やかさが魅力のエタニティリングなど指輪にはさまざまなデザインが存在します。ぜひさまざまなデザインについて、知ってみてください。

2.ネックレスにする

結婚指輪を指につけず、あえてネックレスにする方法もあります。好みのチェーンに結婚指輪を通し、首から下げるだけです。結婚指輪は服の中に隠れるため、周りに知られることはそうありません。

念のため長めのチェーンを用意し、チラッと見えてしまうリスクを回避していきましょう。詰襟の服を着るようにするのも良い方法です。

3.これは絶対!薬指につけるのは避ける

薬指に結婚指輪をつけてしまうと、ごまかすのはかなり難しくなるでしょう。好きな指に指輪をつける人が珍しくなくなってきたものの、今でも結婚指輪は薬指につけるというのが常識となっています。

そのため薬指に結婚指輪をつけてしまえば、同性の恋人がいるのを知られるきっかけになるかもしれません。薬指以外の指につけて、結婚指輪だと知られないよう工夫してみてください。

ちなみに親指につけるとサムリング、小指につけるとピンキーリングと呼ばれるようになります。

同性カップルにおすすめ!結婚指輪の購入方法

同性カップルが結婚指輪を購入する際には、周りの視線が気になるなどさまざまな悩みを抱えることになります。結婚指輪をスムーズに購入できるよう、購入方法に関する知識を身につけていきましょう。

通信販売を利用する

同性カップルが結婚指輪を購入する際には、通信販売の利用がおすすめです。通信販売なら周りの目を気にすることなく、気軽に結婚指輪を選べます。

店に直接行く必要が無いため、時間の節約にもつながることでしょう。冷静な気持ちを保つことで、衝動買いも防げそうです。

さまざまなサービスに対応している店があります。ぜひお気に入りの店を見つけ、通信販売を利用してみてください。

同性カップルに対する理解がある店を選ぶ

「直接見て結婚指輪を選びたい」

そんなときは、同性カップルに対する理解がある店を選ぶようにすると良いでしょう。LGBT対応に関する教育を行っている店を選び、スムーズな購入へとつなげてみてください。

結婚指輪を購入する際には、どんなデザインを選べば良いのか・お手入れの方法が分からない、さまざまな疑問が生まれるものです。そんなときに相談に乗ってくれるスタッフがいれば、これほど心強いことはありません。

LGBT対応を行っている店は、年々増えてきています。自分たちの考えに合った店を選び、一生の思い出を作っていきましょう。

時間をかけて話し合うことが大切!

重要な話し合いをする際に、時間をかけるようにしているでしょうか。実は話し合いはするものの、それほど時間をかけない同性カップルが少なくありません。

重要なことを決めるには、ある程度時間をかけることが大切です。

互いにとっての後悔を生み出さないよう、結婚指輪を持つ意味や種類などについて時間をかけて話し合うことをおすすめします。話し合う際のポイントは、具体的な行動に移る前に話し合うことです。

結婚指輪選びと並行し話し合いをしてしまうと、互いの心に余裕が無いため中身のある話し合いができなくなる可能性があります。

互いが心から納得できる形になるまで、話し合いのみに集中するようにしましょう。