世界中の悩みである、新型コロナウイルスは、デートなどの不要不急の外出は控えるようにするなど、LGBTの方にとっても迷惑となるウイルスです。

今のところは、1年から2年くらいすれば収まるのではと仮定されていますが、わかりません。

こちらでは、ウイルスがLGBTの方に襲ってくる事柄を紹介します。

どのようなリスクがあるのか、知っておきましょう。

濃厚接触者になることのリスク

同棲しているLGBTの方は、パートナーまたはあなたが濃厚接触者になってしまうと、パートナーの事を会社に公表するのか、できれば隠したい、仲間外れにされたくないと考えている人は、できるだけ、コロナウイルスに感染しないように気をつけるしかありません。

しかし、オンラインにて仕事ができなかったり、また都市部に住んでいる人だと、満員電車または、3密である「密閉」「密集」「密接」を回避できない環境で働いているという方もいることでしょう。

予防していても、かかってしまうのがコロナウイルスの恐ろしいところです。

パートナーのことについては、会社には友人と説明することが鉄則です。

シェアという形にて、住んでいたと説明をすれば、納得してくれる可能性があります。

会社にどのように説明をするのか、パートナーと話し合ってみましょう。

オンライン会議でバレてしまう

 

 

 

在宅勤務をしている、LGBTの方におけるリスクは、ビデオ会議などで自宅の背景が映ることにより、ひとり暮らしではないことが、バレてしまう、また不意にパートナーがビデオ会議にて映ってしまうリスクもあるのです。

もしも、映ってしまったときの対策としては、友人とシェアという形にて、同居しているという事柄を説明しましょう。

予防策としては、壁を背景にしてビデオ会議をする、または、パートナーに説明をしてビデオ会議の間はカメラに映らないようにして欲しいとお願いをしてみましょう。

このような、対策をすることでオンライン会議にてあなたがLGBTであることが会社にバレてしまうことを防げます。

パートナーが感染してしまったとき

 

パートナーが感染してしまった場合ですと、医師から病状を教えてもらうことができません。しかも新型コロナウイルスに感染してしまうと、面会ができないので、パートナーに会うことができません。

同性パートナーシップ証明制度を利用しても、法的な拘束力がないので、あなたとパートナーが家族で認めるのかは病院次第となります。

高確率で、家族と認められない可能性があるので、病状を医師から聞くことはできません。

パートナーの家族から聞くことができますが、顔見知りではないと聞きづらいという悩みもあります。

亡くなってしまったとき

1番避けたいのは、パートナーが亡くなってしまったときです。遠距離恋愛をしている方は亡くなったことを知らされないというリスクがあるのです。

同棲の場合は、共有財産はどうなってしまうのか、今の家に住み続けられるのかなどさまざまな問題点があります。

親族の方にカミングアウトをすれば、知らされないというリスクを無くせますがなかなかカミングアウトができないのも現状にあります。

同性婚の制度化が求められていますが、国内ではまだまだ、LGBTに対する理解が少ないのが課題となります。

まとめ

こちらでは、新型コロナウイルスがLGBTの方にもたらす悩みを紹介しました。

濃厚接触者になったリスク、仕事でのリスク、感染してしまったときのリスクや亡くなってしまったときのリスクなどさまざまな物があります。

1番の予防策は、感染しないということが前提となりますが、オンラインにて仕事ができない方は、感染リスクを抑えることは、不可能ともいえるでしょう。

もしものときについて、パートナーと話し合ってみることが大切であるといえます。