男女どちらとも恋愛できる性質を持った人が、共感しあえる関係を求めて同性との恋愛を検討するケースが少なくないのをご存じでしょうか。
男女カップルは一生分かり合えない・・・同性ならきっと分かり合える関係を築ける。そんな思いから同性との付き合いを考えるようです。でもそれって本当なの?
詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
同性カップルは価値観が合うことが多い
同性カップルの場合、価値観が合うことが多いのか?結論から言うと、男女カップルに比べれば合うことが多いでしょう。もちろん絶対的な答えではありません。男女であっても同性であっても、合うこと合わないことがあるからです。
ただ身体が基本的に同じ構造となっているため、男性・女性ならではの悩みやコンプレックスについては共通しやすい特徴を持ちます。また幼いころに似た経験をした人も多く、話が合う可能性が高いといえるでしょう。
特に日本の場合、男女によって求められること・期待されることが異なるケースが多い傾向にあります。そのため女性だからこそ、男性だからこその苦労を共有しやすいのも特徴の1つです。
もし互いに共感できる関係でありたいと強く望むなら、同性を恋人に選ぶのも1つの生き方と言えるでしょう。
同性カップルの共通ポイント
女性・男性ならではの身体の悩み
同じ性別を持った者同士だからこそ、分かり合える身体の悩みは多くあります。たとえば加齢に伴う身体の変化。男女ともに加齢によって、太りやすくなるのは共通しています。
しかし男女によって太りやすい部位が異なるため、やはり同性のほうが同じ気持ちを共有しやすい傾向にあるといえるでしょう。
女性は男性に比べて元々全体的に脂肪がつきやすい傾向にあります。それなのに加齢によって、更にふくらみが目立ちやすくなっていくのです。こんなデリケートな悩み、なかなか男性には相談できないし分かってもらえないこともあります。
対して女性それも自分が心から愛情を感じている相手になら、自然と話せるようになるのです。もちろん個人差があるため絶対的な考え方とは言えませんが、その傾向はあるといえるでしょう。
社会からのプレッシャー
その性別に生まれたことによって生じる社会からのプレッシャー。同性カップルだからこそ分かり合えるポイントと言えます。
性別が違っても社会から受けるプレッシャーについて、理解できるのでは?もちろんそうです。
しかし特に日本社会においては男女に求めることが大きく異なるため、男女それぞれ異なるプレッシャーを受けることが多い現状があります。
そのためどんなに仲が良くても、悩みを分かってもらえない。そんな悩みを抱える男女カップルが少なくないのです。対して同性カップルなら、社会から受けるプレッシャーの多くが共通しています。
そのため分かり合えることが多く、互いが良い相談相手となるのです。男女によって異なる社会からのプレッシャーと言えば、たとえば・・・
男性の場合・・・
- 男性は仕事するのが当たり前
- 男は仕事が大好き!そうだろ?
- 出世するのが男の花道!男気を見せろ
- 女性より収入が少ないなんてありえない
- 弱音を吐くな!それでも男か
女性の場合・・・
- 女性は仕事よりも家庭を優先しろ
- 女性に生まれたなら、重要なポストに就くのあきらめて
- 男性よりも収入が高い女性は生意気!もっと男性を立てろ
- 女性は愛嬌が無いとダメ。
- 若く美しい状態をキープしろ
など、少々極端な書き方をしていますがおおむねこの通りです。男女によって、社会から求められることに違いがあるのが分かるでしょうか。
そのため男女間よりも、同性間のほうが社会問題に関しては話が合うことが多いのです。共通の悩みを持ち、相談しあえる。同性カップルならではの大きな特徴といえるのではないでしょうか。
同性カップルでも無理!分かり合うのが難しいこと
もちろんたとえ同性カップルであっても、分かり合うのが難しいことも存在します。たとえば互いの趣味に関すること。趣味に関しては個人の価値観が反映されやすいため、男女によって大きな違いはない傾向にあります。
そのためどうしてもその趣味は理解できないといったことがあれば、互いにストレスを感じることもあるでしょう。1人や趣味の合う人同士で、楽しむのは問題ありません。
ただカップルだから一緒に趣味を楽しむのが当たり前。このような考え方の人が恋人だった場合、どうしても軋轢は生まれますね。
同性カップルだからこそ分かり合えることがあれば、同性カップルであっても分かり合えないこともあります。
これから同性と付き合う予定にある人は、同性同士の関係にあまり夢を抱きすぎないことをおすすめします。
分かり合えるかどうかは相手次第!よく見極めよう
同性カップルは確かに男女カップルに比べて、さまざまな事柄について共感しやすい傾向にあります。そのため互いの悩みや弱み、普段から感じているプレッシャーについて分かり合える特徴が見られるのです。
ただ同性であってもどうしても分かり合えない部分は存在し、全てにおいてつながれるわけではありません。そのためもしあなたが共感しあえる関係を求めて、同性の恋人を求めているなら少し冷静になったほうが良いでしょう。
真に分かり合える関係を築けるかは相手次第。ぜひ見極める目を持ってみてください。