本音を話せず、嘘を貫くのがしんどくて、カミングアウトをする人も多いです。

タイミングとしては、仕事での休憩時間や、飲みの席などでカミングアウトをします。

しかし、タイミングを間違えてしまうと、相手を傷つけてしまったり、冗談だと思われてしまうリスクがあります。

こちらでは、レズビアンのカミングアウトのタイミングを紹介しているので、悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

カミングアウトのメリット

カミングアウトのメリットは、本音で話せることにより、相手との距離が近くなることです。

勇気を出して話してくれたと、喜びの体験もあります。

職場仲間だと、本音で話すことにより、モヤモヤがなくなり、仕事が上手くまわることもしばしばあります。

身近に感じてもらえる

レズビアンだと伝えることで、周りが理解してくれます。カミングアウトをすることで、レズビアンという言葉を初めて知ったという人も多いです。

理解はしてもらえなくても、自分の存在を受け入れてくれるだけで、気持ちが楽になります。

普段の会話にもさりげなく、フォローを入れてくれるなど、周りの温かさに気づくきっかけになるでしょう。

生きやすくなる

カミングアウトの最大のメリットは「生きやすくなること」です。仮にもし受け入れてもらえなくても、割りきって生活をすることができるので、人生が明るくなります。

カミングアウトをしたことによって、職場でも働きやすくなったと、快感を得ている人も増えています。

黙って、傷つけてしまうよりも、吐き出してしまうほうが楽になったという人もいます。

また、カミングアウトという言葉は、重い感じがしますが、緊張して話してしまうと、聞くほうも反応に困るので、軽いノリで話をしたほうが、お互い楽になりす。

友人や家族に伝えるときは、自然体で話してみましょう。

カミングアウトのデメリット

カミングアウトのタイミングによっては、ネタとして扱われることがあったり、家族や恋人を傷つけてしまうリスクがあります。

きちんと相手のことを考えてカミングアウトをすることが大切です。

ネタとして扱われるリスクがある

飲みの場など、カミングアウトする場面としては、自分も相手もリラックスしている状態です。

楽しんでいる状態で話すと、冗談として相手が受け入れてしまうリスクがあります。

周りは、面白半分で聞いているので、あなたの悩みを真剣に聞いてくれる人はいません。

しかし、飲みの席で話すことで、後日に自然に受け入れてもらえるので、ネタとしても自分がレズビアンだということを受け入れて欲しい人は、飲みの場を利用していきましょう。

家族や恋人を傷つけてしまう可能性がある

家族や恋人は、真剣に話をする必要があるでしょう。

カミングアウトで注意するポイントは、「すべて自分の問題で完結しないということ」です。

自分がオープンになったとしても、パートナーにその考えを押し付けてはいけません。

踏み込んでしまうと、恋人を傷つけてしまうリスクがあります。

仮にカミングアウトがきっかけで、職場で居られなくなったら、家族にも迷惑がかかりますし、上の世代は、多様な恋愛を把握していない可能性もあるでしょう。

したがって、家族や恋人にカミングアウトするなら、機会を考えることをおすすめします。

【まとめ】カミングアウトは状況を考えてから

カミングアウトは自分の状況や相手の状況を考えてからすることをおすすめします。

タイミングを間違えると、相手に冗談だと思われてしまったり、傷つけてしまうリスクがあるからです。

自分はもちろんのこと、相手のタイミングも計って、カミングアウトをしましょう。